iOSアプリの譲渡をやってみた(その1

ずっと出来ないと思ってたのですが、iOSアプリをアカウント間で
移動(譲渡)が可能ということだったのでやってみました。

 

iOSアプリの申請についてちょっと調べ事してて、以下の記事を読んでいたところ
「アプリを他の人に譲渡できるの?」について「できるようになったみたい」と記載がありびっくり。

 

iPhoneアプリ申請やAppleの審査に関するメモ

 

iTunes Connectデベロッパガイドからの引用では以下のように記載されてます。

 

開発者どうしでアプリケーションを売買することが多くなり、譲渡手続きを自動化する仕組みが構築されました。この手続きにより、アプリケーションの所有権を、App Storeに置いたままで他の開発者に譲渡できます。それまでに寄せられた意見や要望、人気度の順位などもそのままです。

 

「売買することが多くなり」っていうのがApple側公認になった感じがさらにびっくりだったのですが
世の中ではそういった動きが活発なんでしょうね。。。

 

弊社アカウントでも現在アプリを1つ公開していますが、会社になる前の開発チームで作ったアプリがいくつか
他のアカウントで公開になっていたりします。

 

実は以前からこれらを会社アカウントに移管したいなと思ってて、「出来ないんじゃ。。。」と思ってたところに
上記記事を発見したので、お試しがてら早速やってみました。

 

やり方は、上にリンクしたiTunes ConnectデベロッパガイドのP96から記載されてる通りなのですが、
いくつか譲渡に必要な条件があるので注意が必要です。

 

アカウントの状態が保留または変更中ではないことを確認します。たとえば、自分のアカウントまたは譲渡先のアカウントが、承認待ちの契約修正に同意していることと、iAd App Network関連のアカウント情報が最新であることを確かめます。“契約と契約状態の表示” (128 ページ)を参照してください。

 

アプリケーションで使用されているすべてのテクノロジーおよびコンテンツが譲渡可能であることを確認します。

 

アプリケーションのどのバージョンも、iCloudエンタイトルメントを使えません。

 

アプリケーションのどのバージョンも、Passbookエンタイトルメントを使えません。

 

アプリケーションはIn-App Purchase購読(自動更新、無料、非更新)を(現在も過去も)提供できません。

 

アプリケーション、およびアプリケーションが提供するIn-App Purchaseプロダクトが譲渡可能な状態であることを確認します。

 

アプリケーションの承認済みバージョンが少なくとも1つある場合、次のアプリケーション状態が可能です。
Pending
ContractPrepare for Upload
Developer Removed From Sale
Invalid Binary
Developer Rejected
RejectedIn-App Purchase

 

プロダクトでは、次の状態が可能です。
Approved
Ready to Submit
Developer Removed From Sale
Rejected

 

In-App Purchaseにおける当該アプリケーションのプロダクトIDと同じものが、譲渡先のアカウントにないこと。

 

 

一旦、移行先アカウントで該当アプリが表示され、「Processing App Transfer」というステータス表示になったところまで確認できました。
譲渡手続きまでは最大で2営業日かかると記載あるので、あとは気長に待とうと思います。

 

次回は結果について書きます。

以上です。



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