やってまいりました、ITとガンダムを無理矢理につなげるコーナーのお時間です。
前回は、ガンダムでの出来事とIT現場のトラブルを繋げてお伝えしました。
今回は、ガンダムの名言からIT現場のラストトラブルシューティングを学んでみようと思います。
前回同様にガンダム用語が唐突もなく出てきます。
知らないということは戦場では死を意味するので、
WikipediaやDVDで観るなりしてしっかり予習してからお読みください!
まだだ、たかがメインカメラをやられただけだ。
作品:機動戦士ガンダム
人物:アムロ・レイ
作品のラスト、ジオングとの戦闘中での一言です。
「たかが」メインカメラ、「されど」メインカメラ。。。
トラブルはそんな「たかが」からやってくると僕は思います。
ガンダムの場合、メインをやられてもサブがあるのでなんてことはないかもしれませんが
開発の現場で「たかが」とか仕様を軽視する発言が出たら要注意と思っています。
「たかだ一つのフラグ」「たかが一つの画像」。。。
そういった「たかが」がシステムを停止させます。
打合せなどでそういった発言がでた場合は必ずこう言いましょう
「冗談ではない!」
と。
戦いとは、常に二手三手先を読んで行うものだ。
作品:機動戦士ガンダム
人物:シャア・アズナブル
シャアが部下との会話の中で言った言葉です。
戦いの中では確かにそうですが、開発の現場でも同じようなことが言えます。
「開発とは、常に二手三手先を読んで行うものだ」
特にトラブルを予見するのは非常に大事なことで、
このような仕様にした場合。。。ここがおかしくなる
と言ったように、仕様確定段階から先を見据えることが非常に大事です。
運用期間ともなるとさらに注意が必要で、運用しながらここを修正して。。。
など神経を研ぎ澄まして手を進める必要が出てきます。
モビルスーツの性能の違いが、戦力の決定的差ではないということを・・・教えてやる!
作品:機動戦士ガンダム
人物:シャア・アズナブル
開発の現場で言えば、「マシンの性能の違いが。。。」という感じですね。
マシン性能ばかりに頼らず、ソフトウェア本体だったり、アルゴリズムでいかようにもなります。
※ならない場合も多々あります。
ハードウェアよりソフトウェアの方が物理的な制限なく修正可能という点で
性能がでない場合はまずはソフトウェアでの改善を試みるのが良いかと思います。
こういう時、慌てたほうが負けなのよね。
作品:機動戦士ガンダム
人物:カイ・シデン
戦闘中での一言ですが、開発中にもまったく同じことが言えます。
特にシステムトラブルなど、早急な対応を迫られる場面などで非常に滲みる言葉です。
急に起こるシステムトラブル、それに対応するエンジニア。。。
トラブル対応という名目でリハーサルなどしてるかと思いますが、
実際の障害時ほど焦るものはありません。
特にエンドユーザからの圧力などが強いと恐ろしいプレッシャーがあります。
そういう時こそまずは「落ち着くこと」が大事ですね。
エンドユーザも、あなたを殺そうとしてるわけではないので
深呼吸をして一緒にトラブル対応に取り込めるぐらいの体制は欲しいものです。
→戦場では敵は殺そうとして来てるのでその点気をつけましょう
悲しいけどコレ、戦争なのよね!
作品:機動戦士ガンダム
人物:スレッガー・ロウ
スレッガー中尉が死を覚悟して敵MAビグザムへ突っ込む際のセリフです。
開発現場で言えば「悲しいけどコレ、本番なのよね!」という感じ。
テスト環境のデータを操作してたと思ったら、がっつり本番を触ってた。。。
なんてことあったりするかと思います。
僕は何度かあるのですが、本当にあの時は変な汗が出るものです。
サーバ操作時はテスト環境と本番環境、今自分がいる場所をしっかりと把握することが大事ですね。
これがお前たちの求めていた戦争かぁ!
作品:機動新世紀ガンダムX
人物:ガロード・ラン
エンドユーザとの会議の場、「本当にこんなシステム欲しいの?」という時があります。
その時「これがお前たちの求めていたシステムかぁ!」って言いましょう。
実際は言い方があるかと思いますが、エンドユーザのいうことを鵜呑みにせず
しっかりとシステム開発の場をハンドリングして進むことが大事と考えさせられるセリフです。
あえて言おう、「カス」であると!!!
作品:機動戦士ガンダム
人物:ギレン・ザビ
開発現場では思わぬ時にバグという厄介者を見つけてしまうものです。
そんな時、
「今これを言ったら今夜徹夜だ。。。今すぐ直さなくても困ることないし見なかったことにしよう」
などと思って
バグを見ぬふりとかしたことありませんか??
(ありますよね???ね?????
そうしてなかったことにされたバグ、いつの日か大変な爆弾となって発火します。
バグを見つけたら勇気を持って言いましょう、「バグ」であると!!!
まとめ
ガンダムとIT現場を無理やりつなげた2回目どうでしたでしょうか。
題名では「トラブルシューティング」と書きながら、
あまりそういった内容にはならなかったとちょっと自分にガッカリしています。
次回があるか不明ですが、また次回お会いしましょう。