世の中にはいろいろな資格ありますが、HTML5に関連する認定資格があるようです。
その名も「HTML5プロフェッショナル認定資格」。
どういったもので、どのように取得するものか調べてみました。
HTML5プロフェッショナル認定資格とは?
サイトによれば
「特定非営利活動法人エルピーアイジャパン(LPI-Japan)が、HTML5,CSS3,Javascriptなど最新のマークアップに関する技術力と知識を、公平かつ厳正に、中立的な立場で認定する認定資格です。」
ということで、要するに最近のナウいWeb関連技術の
フロント側(HTML、CSS、JavaScript)に関する認定試験みたいです。
試験体系としては2種類あって、
と、レベル分けされてる模様。
※レベル2はつい最近、試験が開始されたみたいです。
試験内容は?
上記に書いた、HTML、CSS、JavaScript関連に関する内容とのことですが、
サイトからの引用になりますが、大体下のような感じみたいです。
レベル1の出題範囲
詳細はこちら
- 1.1 Webの基礎知識
-
- 1.1.1 HTTP, HTTPSプロトコル
- 1.1.2 HTMLの書式
- 1.1.3 ネットワーク・サーバ関連技術の概要
- 1.1.4 Web関連技術の概要
- 1.2 CSS3
-
- 1.2.1 スタイルシートの基本
- 1.2.2 CSSデザイン
- 1.2.3 カスケード(優先順位)
- 1.3 要素
-
- 1.3.1 HTML4.01以前の要素および属性
- 1.3.2 HTML5で新しく加わった要素および属性
- 1.3.3 HTML5で廃止されたタグおよび属性
- 1.4 レスポンシブWebデザイン
-
- 1.4.1 マルチデバイス対応ページの作成
- 1.4.2 メディアクエリ
- 1.4.3 スマートフォンサイト最適化
- 1.5 オフラインWebアプリケーション(概要とマニフェスト)
- 1.5.1 オフラインWebアプリケーション(概要とマニフェスト)
レベル2の出題範囲
詳細はこちら
2.1 JavaScript
- 2.1.1 JavaScript文法
2.2 WebブラウザにおけるJavaScript API
- 2.2.1 イベント
- 2.2.2 ドキュメントオブジェクト/DOM
- 2.2.3 ウィンドウオブジェクト
- 2.2.4 Selectors API
- 2.2.5 テスト・デバッグ
2.3 グラフィックス
- 2.3.1 Canvas(2D)
- 2.3.2 SVG
2.4 マルチメディア
- 2.4.1 video要素,audio要素
2.5 オフラインアプリケーションAPI
- 2.5.1 アプリケーションキャッシュの制御
2.6 Session History and Navigation
- 2.6.1 History API
2.7 表示制御
- 2.7.1 Page Visibility
- 2.7.2 Timing control for script-based animations
2.8 ストレージ
- 2.8.1 Web Storage
- 2.8.2 Indexed Database API
- 2.8.3 File API
2.9 通信
- 2.9.1 WebSocket
- 2.9.2 XMLHttpRequest
2.10 Geolocation API
- 2.10.1 Geolocation APIの基本と位置情報の取得
2.11 Web Workers
- 2.11.1 並列処理の記述
2.12 パフォーマンス
- 2.12.1 Navigation Timing
- 2.12.2 High Resolution Time
こうやってみると、
レベル1がWebの基礎とHTML5のタグについて
レベル2がJavaScriptを利用したHTML5の活用について
のようにレベル分けされてる用に感じました。
どうやって受験するの?
受験の申し込みはこちらから行うようです。
受験方式は、PCを用いたコンピュータベーストテスト(CBT)で、
決められた開催地で好きな日時を選択して受験できるみたいです。
実際のピアソンVUEというテストセンターで取り仕切っています。
ピアソンのHTML5プロフェッショナル認定資格ページはこちら。
東北での試験場所はこちら。
ピアソンと言えば、IT関連の方はお馴染みではないでしょうか。
僕は昔、OracleとかSQLServerとかの試験をよく受けてました。
試験直後に合否の結果が出てたので、最後のクリックはかなりの緊張感でした。。。(^_^;)
ちなみに試験は、1回につき¥15,000。
結構しますよね。。。
バウチャーという試験チケットが複数枚で安くなってたりもするので
会社とかで複数人、複数回受ける場合は、そのようなものを探しても良いかもです。
まとめ
今回、ふとしたことからこの資格を知ったわけですが、
これからHTML5を利用したサイトがどんどん増えていく中ではあっても良い資格と思いました。
個人的に、HTML5はまだ策定段階のところもあったりと勘違いしてるところも多々あったりするので
こういった資格で「きっちり学びました!」と言えるのは大事じゃないかなと。
とはいえ、この資格があるからと言って「じゃ御社(君)にこの案件お任せするよ」とはならないと思うので
きちんとHTML5を学習するという長い道の通過点として捉えるのが大事かと思います。
試験料金が高いのが難ですが、まずはレベル1から挑戦してみようと思います!
学習方法や試験については追って記事にします〜。