ワーケーション(福岡) 2023年度

WEB開発部の唐牛です。
弊社のワーケーション制度を利用し、福岡へワーケーションさせて頂いたので投稿させて頂きます。

ワーケーションについての説明は、昨年のワーケーションのレポートの際に説明させていただいたので、そちらをご参照ください。

弊社には、国内のワーケーションであれば、年1回、出張と同じ扱いで会社が宿泊費・交通費などの費用を負担してくれる
「ワーケーション制度」というものがあり、私自身の歴史好きが講じて、このワーケーション制度を利用し、札幌市から福岡市へワーケーションしましたのでレポートします。

〇 旅程

  • 日程  : 2023/10/5(木)~10/11(水)
  • 出発地 : 北海道札幌市
  • 目的地 : 福岡県福岡市
  • 観光先 : 福岡城・大濠公園・大宰府天満宮

福岡市は、福岡県の県庁所在地で、九州最大の都市で人口は158万を超えます。歴史ある寺社仏閣の他、キャナルシティ博多などの近代的なショッピング モールでも知られています。キャナルシティと命名されるだけあって、川や水路が張り巡らされ都市で、舞鶴公園には、黒田官兵衛が手掛けたとされる福岡城跡があり、近代と情緒ある歴史的な建物が融合された水の都市です。

 

〇 2023/10/5(木)
移動日です。
札幌駅から新千歳空港、新千歳空港から福岡空港、福岡空港から博多へ移動しました。飛行機は、SkyMark 社の利用で、道すがらノートPCを広げ仕事をしながら移動していました。

 

・タイムスケジュール

  • 8時半~9時半 : 札幌の自宅から千歳空港へ移動
  • 9時半~10時半  : 新千歳空港待機
  • 10時半~13時半: 新千歳空港~福岡空港
  • 14時~15時  : 福岡空港~博多駅~渡辺通(ホテル到着)
  • 15時~19時半 : 仕事
  • 19時半~   : 観光

 

19時半からは観光と言うよりは、夕食を取りに外出した程度で、事前にリサーチした

「博多かわ屋」さんへ、鳥皮と焼きラーメンをいただきにお邪魔しました。

 

〇 2023/10/6(金)

・タイムスケジュール

  • 8時~17時半 : 仕事
  • 17時半~    : 観光

 

この日は、キャナルシティ博多、中州へ観光に赴きました。

比較的、早い時間に訪問できたので、屋台もあまり混んでいない状態で、

こちらも、事前にリサーチした屋台の「やまちゃん」に、豚骨ラーメンをいただきにお邪魔しました。

 

 

〇 2023/10/7(土)

・この日は、事前リサーチをしていたモーニングをいただきに天神に赴き、その後、福岡城へ向かい、一日中、福岡城の観光をしていました。この日の目的は、先ず、福岡城の天守を目指して、大手門から天守まで各曲輪を通り上り詰めること。その後、福岡城の全体を探るため、福岡城の縄張を周遊し、お城から見た城下町と、城下町から見たお城を体感するため、福岡城の城下町を散策することでした。

・福岡城について

皆さんご存じなので、説明は不要だとは思いますが…、福岡城は、黒田長政が、関ヶ原の合戦の功績によって、徳川家康から筑前52万石を与えられ、慶長6年(1601年)から7年の歳月をかけて築城された城です。別名、舞鶴城ともいい、築城は、黒田長政の父で、黒田官兵衛が手掛けた城になります。黒田官兵衛は、言わずと知れた天才軍師で、豊臣秀吉に仕えていましたが、名参謀が故に、主君からは信頼以上に恐れられることもあった言われます。

黒田官兵衛が手掛けただけあって、敵との戦を想定した城の作りになっており、虎口や馬出しなど、防衛力がとても高い城だったことが伺えます。また、あらゆる箇所に枡形があり、簡単には攻略できない仕掛けが多々見受けられました。残念ながら、建物が残っていないため、破風や忍返し、狭間などは見ることが出来ませんが、雰囲気は体感できます。福岡城自体は、梯郭式(ていかくしき)の平山城で、三の丸まで存在する大きな城です。

 

  • ちなみに、忍返しが現存するのは高知城のみです。
  • 狭間は、鉄砲狭間と矢狭間があり、どちらか一方でも見れるかな?と思いましが残念ながら見ることが出来ませんでした。
  • 梯郭式は、本丸を隅に配置し、周囲の2方向、あるいは3方向を他の曲輪で囲む配置のことを指します。
  • 曲輪は、城の構造上、本丸、二の丸、三の丸など、それぞれ区切られた空間があり、この空間のことを曲輪といいます。
  • 平山城は、最近(戦国時代中期以降)の様式で、軍事的側面と政治・経済的側面の両方を併せ持つ特徴があります。最近の城だけあって、石垣も切込接が主流で、天守台近くにつれて打込接が見られました。

 

三の丸跡

 

 

二の丸跡(今はグラウンドになっています)

 

天守台跡

 

美しい景観のお城は、今も観光の名所として日本全国に現存しますが、元々は色々な合理的な機能を備えた軍事拠点であり、政治拠点でもあったりします。城門、櫓、塀、お濠、城下町など、それぞれの作り方ひとつひとつに工夫があり、敵の侵入を防ぐための役割を担っています。

 

・城下町を散策して

大名という地名があったり薬院、唐人、警固など、何処にどんな人を住まわせていたのか?が分かる城下町ならではの名残の地名が多々ありました。戦国時代、城下町は、お城を守るために防衛力をもった配置にするのが主流になり、主に2重や3重の構造にするのが主流でした。時代背景を考えながら、何故、この城下町の作りにしたのか?なぜ、このお濠の配置にしたのか?などを考え散策すると、色々な気付きと疑問が生まれます。また、古地図を見て散策すると、恐らく暗渠とされた道路(黒門川通り)や、昔はお濠だった場所(天神のあたり一帯)が今は繁華街になっていたりと楽しめるポイントが多々あります。

 

以下は、福岡市県立図書館で公開されている古地図です。

福岡市明細図

 

 

〇 2023/10/8(日)

・この日は、あいにくの雨だったので建物の中で過ごせる様、福岡市博物館へ赴き、国宝の金印の現物を見るのと、サザエさん通り経由で、ももち海岸方面に向かいました。

国宝の金印は、皆さん歴史の教科書で必ず学習する「漢委奴国王」と刻まれた印鑑ですね。

福岡市博物館に現物があるので、確認しに赴きました。

現物見ると、めっちゃ小さいです。

 

下の写真は、シーサイトももち海浜公園(百道浜)で、渡船場があったり、結婚式場があったります。

左側に能古島がちょっとだけ見えていて、その奥にうっすら金印公園と志賀島が見えています。

 

下の写真は、福岡タワーで、綺麗だったので写真を撮りました。ちなみに、この道のことを「サザエさん通り」というらしく、

サザエさんの原作者の長谷川町子さんが、この界隈を散歩しながらサザエさんを考案したとかで命名されたらしいです。

 

〇 2023/10/9(月)

この日は、朝から、大宰府天満宮を訪問しました。

大宰府天満宮は、言わずと知れた、学問の神様「菅原道真」を祀っている社で、元旦になると初詣の中継でTVでよく見かける神社ですね。九州のみならず日本全国から毎年850万人以上の参詣者がある社で、現在は、残念ながら令和の大改修中で、本殿が仮本殿となっていました。

ただ、思った以上に広く、敷地内には遊園地があったり、山の上に稲荷神社があったりと、1日では観光し切れない程、広い。という印象を持ちました。

 

 

百人一首で有名な「東風吹かば にほひをこせよ 梅の花」(菅原道真)の石碑があります。

 

 

〇 2023/10/10(火)

・急遽残業となってしまい、予定していた観光が出来なくなりました。

(遠目に見た中州)

 

〇 2023/10/11(水)

・朝10時にホテルをチェックアウトする予定でしたが、オンラインミーティングが長引き、11時までの延長料金を支払い、帰路につきました。

・タイムスケジュール

  •  8時半 ~ 11時  : 仕事
  • 11時  ~ 12時  : 渡辺通~福岡空港
  • 12時  ~ 13時  : 福岡空港待機
  • 13時  ~ 15時半 : 福岡空港~新千歳空港
  • 15時半 ~ 16時半 : 新千歳空港~札幌
  • 16時半 ~ 21時  : 仕事

 

 

〇 まとめ

リフレッシュできた部分もあり、残業などで予定していた観光ができなかった部分もありましたが、
実際に福岡を訪問して、肌で空気を感じて、食して、体感することが出来て、かなり充実したワーケーションになりました。1週間、ワーケーションさせて頂いて、見たいものが見れて、知りたかったことが知れるのは、とても楽しい経験になりました。また、食が豊富で、毎食が楽しみでした。

再度、ワーケーション制度を利用できるようになったら、再度、美味しくて歴史と情緒がある街を選択したいと思います。



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