ども、カロージです。
Auth0という次世代認証サービスと謳われるIDaaSがありますが、
機能的にどういったものが提供されており何が出来るのか?について
雑感ですが実際に設定した内容を含め、数回に分けて使用感などを情報共有させて頂きます。
Auth0(おーすぜろ)とは
Auth0とは、端的に言ってしまえば、IDaaS(Identity as a Service)プロバイダーで、クラウドで認証、認可機能などを提供してくれるサービスです。
Auth0が提供する機能としては以下が有ります。
・ユニバーサルログイン
・シングルサインオン(SSO)
・多要素認証(MFA)
・パスワード侵害の検知
・Auth0アクションと呼ばれるカスタムID機能をアプリに追加する機能
・マシーン to マシーン(M2M)
・パスワードレス認証
また、プラットフォームとしては、以下が提供されています。
・アクセス管理
・拡張性
・セキュリティ
・ユーザー管理
・認証
SNSを利用したソーシャルログインや、シングルサインオン、MFAやパスワード忘れなどにも対応しており、プラットフォームによる認証機能の使用ならば、大きなコストをかけず実装が可能です。
また、個人的に面白そう!と思っている機能としてはフロー機能で、視覚的に Actions をD&Dするだけで、カスタムID フローが構築できるとか。
クラウドは勿論、オンプレ環境やアプリなんかとも連携出来るとのことす。
プラットフォーム
提供されるプラットフォームについて
・アクセス管理
アプリケーションやAPIのエンドユーザーにアクセスロールを定義し、認可機能を拡張して動的なアクセスコントロールを実現します。
API 認可
ファースト、サードパーティ、非インタラクティブ(M2M)のクライアントアプリケーションに対し、スコープや詳細な認可の設定ができます。
APIリクエストで、何ができるか?の設定がコンソールからできます。
RBAC
RBACは、「Role-Based Access Control」の略で、文字通りロールベースでのアクセス管理をしてくれます。つまり、役割に応じて権限を付与するイメージですね。詳細はこちら
セキュリティ
ボット検知、ブルートフォース防御、漏洩パスワード検知などが装備されています。
また、アクセスしたユーザーの操作が疑わしい場合にだけ、提示されるMFAなどの柔軟なセキュリティ対応です。(どーやってやってるんだろう?)
また、ステップアップ認証も対応できます。(ステップアップ認証は、ログインした後で、個人情報を編集しようとした場合に、再度パスワード入力が求めたれるアレです。)
認証
シングルサインオン(SSO)、パスワードレス認証、SNS認証など多彩な認証が可能です。
Eメール、SMS、マジックリンクでパスワードレスでの認証や、1度ログインしてしまえば全てのアプリにアクセス可能なSSOや各種SNSでの認証が可能です。
ユーザー管理
ここは、概要レベルではなく、別枠で記事にしたいと思います。
また、長くなりそうなので続きはまた今度。以下はおまけ。でわ
Auth0 のプロダクトでアーキテクチャ図を書くのに必要なアイコン
・今のアイコン(https://identicons.dev/
・昔のアイコン?(https://auth0.com/blog/introducing-auth0-identicons-identity-icons/
・Auth0 のロゴはこちらから(https://auth0.com/press
参考文献
・会社概要(https://auth0.com/jp/about 会社名書いてない。。
・Auth0日本語サイト(https://auth0.com/jp