ども
いつの間にかAmazonで買い物をする様になり、
いつの間にかTVは見ずPrimeVideoやNetFlixばかりを見ており、
いつの間にかSpotifyなどの音楽配信サービスでBTSを聞いて、
アレクサやGoogle Home に話しかけ、SNSはもっぱらTwitterばかりしてるカロージです。
Cloudは、いつの間にかAlibaba Cloudの使用が多いです。
さて、いつの間にかお金(デジタル通貨)も海外のものを使うようになるのか?についての考察です。
勿論、今すぐのお話ではなく将来的に使う様になるのか?についてです。
デジタル通貨の発行
来年2022年2月から始まる冬季北京オリンピックと同時にデジタル人民元(デジタル形式での法定通貨)が発行される。と言われていますが、中国を追従する様に、スウェーデン、アメリカ(と言うかフェイスブック)もデジタル通貨(CBDC:Central Bank Digital Currency)の発行を目論んでいます。
デジタル人民元は、主要国で初の中央銀行デジタル通貨とのことで注目を集めており、また、中央銀行発行とのことで以下の3要件が満たされます。
(1)デジタル化されていること
(2)円などの法定通貨建てであること
(3)中央銀行の債務として発行されること
何か変わるのか?(憶測)
今までも電子マネーや仮想通貨がありましたがCBDCで何が変わるのでしょうか?
- 海外送金の簡易化
- 例えば海外から日本に出稼ぎに来ている外国人労働者が居たと仮定して、自国に送金する場合の現状の銀行での手数料3000~7500円がホボ0円に。
- 大金の海外送金
- お金持ちが海外に資金を逃がすのに使える。
- また、グローバル企業は現状の銀行口座間での送金からCBDCに乗り換え一択。
- 銀行口座が無い人
- ちょっと前、中米エルサルバドルがビットコインを法定通貨に「する。」だったか「した。」だったかとNEWSで聞きました。確か国民の7割が銀行口座を持っておらず、また、金融サービスで差別を受ける。とかが原因らしくビットコインを法定通貨にした。と聞きました。つまり、銀行口座が無くともスマホがあれば買い物も送金もできる様になると思われます。
日本での普及は?
今すぐどうこうは無いですが、5年後、10年後のスパンで考えた時、
日本国内でアメリカか中国のデジタル通貨が使用可だった場合は、いずれかの国のデジタル通貨で、ネットやコンビニで買い物をしてそうです。
勿論、紙の円もそのまま使えていると思います。
個人的には、デジタル円を作って欲しい。と思っており、10万円のコロナ給付も簡単に出来ちゃうのにな。とか思ってたりします。
ちなみに、現時点で日本国はデジタル円を作る気はないらしいです。
国内の有名な民間企業が集まってデジタル円を作る動きもありますが、いかんせん現状、足並みが揃っていないです。
シェアを分けあう?
デジタル人民元か、ディエム、デジタルユーロの三つ巴になりそうですが、有力はデジタル人民元かディエムだと思われます。
どれか1つが世界で普及すると、爆発的にシェアを伸ばし、一気に覇権を握る感じになると思います。
また、他のデジタル通貨も、出来ては消えてを繰り返し、最終的に1つ2つに落ち着くと思われます。
- デジタル人民元
・メリット :使用人口が多くなる。中国では電子マネーでの買い物が普通で、現金での買い物が出来ない店も多数。
・デメリット:現状、人民元が基軸通貨ではない。
- ディエム(旧リブラ)
・メリット :フェイスブックのユーザーが25億人程度いるので一気にリーチできシェアを伸ばす可能性がある。米ドルと連動するので通貨に信用性がある程度ある。
・デメリット:製造元が国じゃなくて企業。
まとめ
・手数料ビジネスは終わる
・世界が数年で一変する可能性すらある
・そしてデジタル円はいつ?