ども、ご無沙汰しております。久しぶりの投稿になります。
今回は、帰納法と演繹(えんえき)法について記載したいと思います。
仕事をしていると、お客様向けにご提案資料を作成する機会などありますが、
その際、よく使用する方法で、帰納法と演繹法というのを使います。
どちらも提案資料に説得力を持たせる為のものなのですが、言葉だけだとイマイチ堅苦しくて且つ、要領を得ないので
かなりユルーい感じで記事にしてみました。
帰納法とは
ウィキペディアには、以下の様にあります。
個別的・特殊的な事例から一般的・普遍的な規則・法則を見出そうとする論理的推論の方法のこと。
うーん。なるほど、書いていることは分かるけど、具体的なところが見えないですね。。
という事で、ゆるーくゆるーく。
・コロナで色々なお店のEC化が進んでいる。とTV番組で特集されているのを見た。
・知り合いのお店がECを導入した。
・ECについてのCMをメディアで沢山見るようになった。
・ECの比較サイトが乱立するようになった。
などなど、さまざまな出来事から結論を導き出すのが帰納法で、
ECの需要が高まっている。という結論(推論)を導き出せます。
誤解を恐れず端的に言ってしまえば、
結論に対する状況証拠のソースが有れば有るほど、提案資料に対しての納得感が増します。
演繹(えんえき)法は
同様に演繹法についてのウィキペディアの記載は以下です。
一般的・普遍的な前提から、より個別的・特殊的な結論を得る論理的推論の方法である。
これは、AがBで、BがCならば、AはCである。みたいな感じで、
Javaの汎化の様なもので、具体的には以下の様な感じです。
・(AはB)ペットのエムは猫です。
・(BはC)猫は哺乳類です。
・(AはC)エムは哺乳類です。
演繹では、前提がTrueであれば結論も必然的にTrueになります。
逆に帰納では前提がTrueでも結論がTrueになるとは限りません。
まとめ
帰納法と演繹法は、一見、相反するような考え方に思えますが、何気に密接だったります。
例えば、帰納で導き出したルールが実証出来れば、そのルールから更に演繹法で掘り下げることが出来ます。
これを繰り返すことによって、説得力のある資料作成や、結論が導き出せます。
但し、以下の様に論理の飛躍や、ソースが偏ったりすと結論も飛躍したり、偏ったりしてしまいますので注意が必要です。
帰納法と演繹法は用法を守って正しく使用しましょ。
例)
A型の人は几帳面。O型の人は大雑把。B型の人はマイペース。など都市伝説的な言われ方をしますが、
前提を間違えると、結論も間違えてしまいます。
でわ