毎日10分耳に輪ゴムをひっかけると小顔になると聞き、早速実践しているエディター若栁です。
エディターが学ぶ初めてのプログラミング、略してはじプロ。第6回!!
前回までで不具合の改修も終わり、ゲームとして動くスロットゲームができました。
今回は、第4回で触れたif〜else構文と組み合わせて使うことも多い、for文を学んでいきます。
for文とは
for文は「●●という処理を△△まで続ける」という、繰り返しの条件を指定する文です。
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var i; for (i = 0; i < 10; i++) { console.log(i); } |
1行目:iという変数を宣言
2行目:どんな条件まで続けるか
3行目:繰り返しの処理内容
今回の中身は「変数iの初期値は0。iが10を超えない数、つまり9になるまで、iに1ずつ加算する。それを画面に書き出す」という指示です。
文字にするとややこしいですね・・・。
コードを実行すると、以下の数字が画面に表示されます。
1 |
0123456789 |
演算子とは
先ほどのコードの2行目に、i++という見慣れない文字列があります。
これは演算子(えんざんし)といって、前後の数値や数列に特定の処理を実行させます。i++は「iに1を加えた値を代入する」という意味です。その手前にある、i < 10; の< も演算子で、これは比較演算子。<の左右を比べます。ナントカ演算子、はこれ以外にもたくさんあります。
do〜whileとwhile
for文以外にも、繰り返し処理を扱う構文がいくつかあります。do〜whileと、whileです。
比較しやすいように、for文のコードも再掲します。
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var i; for (i = 0; i < 10; i++) { console.log(i); } |
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var i = 0; do { console.log(i); i++; } while (i < 10); |
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var i = 0; while (i < 10) { console.log(i); i++; } |
同じwhileを使う構文でも、do〜whileとwhileには違いがあって、条件によって処理結果に差がでます。
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var i = 0; do { console.log(i); //iを出力する i++; } while (i < 10);//条件判定を行う |
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var i = 0; while (i < 10) { //条件判定を行う console.log(i); //iを出力する i++; } |
変数iの数値を変えて、出力結果の違いを確認してみます。
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var i = 50; do { console.log(i); //iを出力する i++; } while (i < 10); |
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var i = 50; while (i < 10) { //条件判定を行う console.log(i); //iを出力する:条件を満たさないので出力なし i++; } |
必ず1回は処理されるか、条件によっては0回の処理か、という違いがあります。
以上、for文と演算子についてお送りいたしました。