「あのアプリ」のリジェクト話

去年の10月、弊社で開発したアプリがAppleからリジェクトされました。
もはや笑い話なので恥さらしをしようと思います。


リジェクトされたのは以下アプリ。

自家製麺キリンジ 湯切り道

 

このアプリ、実は最初はiPhoneを使って湯切りをするということで、iPhoneを振り回してゲームを行うものでした。

ゲーム画面はこんな感じ。

 

リジェクトされた湯切り道の画面

リジェクトされた湯切り道の画面

 

iPhoneを振り回し、その動作パターンで必殺技が発動して高得点が狙えるというもの。

社内でテストプレイすると、プレイする本人より
その振り回す姿を見る方が面白いというちょっと不思議なアプリでした。

 

 

アプリも完成し、ランディングページも作り、いざリリース!!
と思ったら、即リジェクトされました。。。orz

 

※ここからのやりとりはうろ覚えです。
最初に言われたリジェクト理由は

 

Apple様「iPhone振り回しちゃデバイス壊す危険あるでしょ?ゲームコンセプトからやり直し」

 

のような感じ。
「ゲームコンセプト見なおせ」ははっきり書かれたのを覚えています。

 

こちらはランディングページも作って即リリースを目論んでたので
かなり出鼻をくじかれたのを覚えています。メール確認したのが早朝だったことを覚えています。

基本Appleとのやりとりは英語だったので、こちらも英語で反論しました。

 

 

僕「このゲームから振ることを取ったら面白くなくなるでしょ?もう一度ご確認を!」

 

通じてたかどうかはもはやわかりませんが、すぐ返事が来ました。

 

Apple「ゲームコンセプト見なおしてっ」

 

もうなんか理由云々すらなく、冒頭からコンセプト否定でした。
どうしても納得いかないのは同じようにiPhoneを振るゲームがあるという点。
例えば、これ。

 

萌パンチ

 

振るというのとはちょっと違いますが、このゲームも十分壊す危険はあると思います。
そこでこのアプリを引き合いに出してみました。

 

僕「このゲーム(URL添付)は通ってるよ?なんでうちのはダメなの?」

 

で、返ってきたのがこういう回答。

 

りんご「あれはあれ、これはこれ。他はいいからゲームコンセプト(ry」

 

もはやジャイアン的な。。。
はい、もうここで折れました。
まぁここからは憶測ですが、iPhoneを振る方向が大事だったのかなと思います。
萌パンチは「前」に、湯切り道は「下」つまり床真っ逆さまですからね。

 

ゲームコンセプトを「振る」ゲームから「スワイプする」ゲームに大幅方向転換してリリースと相成りました。
ほぼ作り直しでした( ˘ω˘)

 

まぁでもスワイプ動作にしたおかげでクソアプリオブザイヤーで賞が獲れたと思えば良かったのかな(良くない。

 

ちなみにアプリ自体は、Cocos2dで製作しました。
ということで、Cocos2d使ったアプリ開発のお仕事お待ちしております|д゚)チラッ



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